2012年7月22日日曜日

iCloudにことえりのユーザ辞書を置いて欲しい。

置けるのだろうか? 置けないのだろうか?

そういう話をしだすと拡散が止まらないのは(世ならぬ)余の常。

例えば辞書繋がりで言うと、辞書のアンダーラインやマイ(ユー)辞書、マイ(ユー)単語帳の類いはすぐにでも出来そうなのだが、ビジネスとしてきっとイマイチなのだろう。アマゾンのkindleには電子ブックのアンダーラインを共有してランク表示(何人がアンダーラインを引いたか)できるらしいが、結局のところ、タグに代表される属性的メタデータでしかない。

電子ブックに限らず、ローカルな辞書、アプリ、Webアプリ(Webサイト)にも、使いやすいUIがあれば、どんどんこういう属性を置けるわけだ。だがこれを初めからビジネスありきで始めると難しいと思う。

ただ自分が使いやすいだけのメモとしてのコメントシステムから始めるべきだと思う。翻訳SNSの場合、翻訳がまずアプリとしてあって、それを展開して考えていったときにどんどん抽象化されていき、結局はブックマーク、つまりハイパーリンクが基本だという、当たり前の原則にたどり着いたので、逆に考え方が正しいことの証だと思い込んでいる。実際、diigoは逆にソーシャルブックマークからコメントサービスに進化している。一方でGoogle SideWikiは閉鎖された。いまさらながらググってみると、FireFoxプラグインを使った「ぬりかべ」なんていう2chライクなものもあったり。などなど、TechCrunch日本版のこの記事を読んだ影響なのかもしれないが、とにかくビジネスとして考えてはうまくいかないと思う。

実は翻訳SNSはとあるアプリの応用(アプリのアプリ)なのだが、その元になったアプリも、最初のコンセプトはJavaFXで作ろうとしたアプリに端を発していて、そのJavaFXアプリのコンセプトも煮詰めていったとき、同じようにハイパーリンクにたどり着いた。ただそれが単なるURLであるうちは自分用にはならない。答えはその先にあるのだ。

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