2012年11月29日木曜日

坪口昌恭 x パードン木村 @ DAYS386 in 葉山



いよいよ明日(2012年11月30日)。
AGRODITA@東京ザヴィヌルバッハ  x G.E.P@パードン木村
一体何がどうなるのか、どうなっているのか、どうなってしまうのか。

JavaFX忘年会に行けないのが残念。来年は自分でホストしよう!
さあ鬼よ、笑いたまえ。

convenience method を簡易メソッドと訳すのはどうかと思う


要するにパラメータありのコンストラクタ的なクラスメソッドをconvenience method、もしくは人によってconvenience constructorと呼ぶよう。何れにしても機能的には、alloc してinitするのをいっぺんに済ませるためにconvenienceと言っているわけなので、簡易ではなく、便利とか、便利とか、便利とか、の意味になるだろう。簡易はあくまでかりそめのとか、本物、本格的になものに対してとりあえずの、とか、お手軽な、という意味で、それ自体が簡易であるということになり、書き方が簡単、という意味には成り得ない。

こうしたことも自分の電子*なら簡単にパッチを当てられるのだが。

ついでに言えば、そもそも、NSStringのstringWithFormat:は、createWithFormat:みたいに、それ自身がインスタンスをアロケートしていることを示唆するメッセージセレクタでなければならないんじゃないだろうか(createAnInstanceWithFormat とか、allocAndInitWithFormat:でもいいが、ネイティブの英語感が分からないのでその辺は何とも言えないところ)。ただポリモーフィズムがないとかあるとか言われるObjective-Cだが、さすがにセレクタに思いっきりstringは無いよなあ。この命名規則だとクラス毎に(nantokaClassNameWithFormat:みたいな)全部違うセレクタになってしまう。

*電子ブックのこと。自分は電子ブックを電子と略したい派。

2012/12/12 追記
どうやらallocとかnewが付くと、メモリ管理上呼び元が所有者になる、というルールがあるみたいだ。一方convenience method(コンビニエスメソッド)の返すインスタンスは、autorelesase付きで返す、とかなんとか。ARC化された今となっては過去の遺物か。

ホールトーンスケールの浮遊感は増四度のせい

もしかしたら説明されたのかもしれないが、自分で気づいた気になっているのでメモ。

ホールトーンスケールは、言わずと知れた全音音階である。平均律では2つのホールトーンスケールがある。Cから始まる(を含む)ものとC♯から始まる(を含む)ものだ。

さてそれはいいとして、今、ドレミを想像しよう。C、D、E、これはホールトーンの出だし3音だが、ここで止めるとちっとも浮遊間はない。ところが続けてF♯を鳴らすとあら不思議、ここで非常に浮いた感じになる。これが最初のCとF♯の増四度が原因だと思えるわけだが、その後、続けてG♯、A♯、Cと鳴らしていくと、各々D、E、F♯から増四度になる。つまり、ホールトーンスケールを順に引いていくと、(何もペダルを踏んでサスティーンを利かさなくても)記憶の中の音との間で増四度が生まれる。これがスケールを通しての浮遊間に繋がっている。と思う。

そしてこれはおそらく、ドミナントの落ち着きの無さに通じるのだと思う。とは言え、G7→Cでの落ち着きは、単にシ→ドという「ルートの半音前」→「ルート」という運動によるものに感じるので、自分がそう(ドミナントの増四度が盛り上げていると)思っているわけではない。あくまでホールトーンでの浮遊間の話。

2012年11月23日金曜日

ペン大 第33回 欠席

寝不足がたたってか、晩飯の後、急に体が動かなくなってしまった。やっとの思いで欠席メールを送り、爆睡。12時間半眠りに眠ったが、まだちょっと足りない。そうだなああと12時間寝たら回復しそう。

2012年11月16日金曜日

メモリ管理

素人目だが、どうも第3章メモリ管理は間違ってるように見える。

p69 中程のコード

[p release]

これが

Possession *p = [Possession alloc] init];

だったらどうするのか?
他の例に習えばreleaseするはず。

「自分の所有しないオブジェクトを解放しない」というのが、何か例外を発生させるような問題なのか、それとも作法の問題なのか、今ひとつ明確に答えていない。

ここでは結局autoreleaseを使うということで決着しているが、そうしないと例外が起きるのかどうかは書いていない。

それにautoreleaseが送信されるとNSAutoReleasePoolのインスタンスに追加される場合、保持カウントは1になっている記述があるが、P71では「配列が保持して保持カウントが1になります」とあり、カウントされていないような記述になっている。無茶苦茶だ。

この本はここまでいい調子で来ただけに、この章の出だしの例えが酷過ぎる辺りからして、著者はイマイチ自信がないんだと思う。勝手な推測だが。

実は3rd edition(英語版)をkindle本で買ったのだが、この部分はすっかりARC対応になっていて、すべて書き変わっているので、今更かもしれない。

まあメモリ管理は重要だけど、根本的なことなので、飛ばしても最後に分かれば問題ないと思う。最後に分かれば、だよ。

G.E.P


Great Enough Pocket / Pardon Kimura and Drummers

今ならまだHMVオンラインストアで購入すれば、2012年6月に行われたGrassRootsでのパードン木村さんと椎野恭一さんとのDUOライブ盤が付いてくる!  が、先着特典とあるので、ということは無くなり次第終了かも。ただし具体的な枚数は表記されていない。タワーレコードでも予約時は特典になっていたが、今は付いてないみたいで非常に残念。

これは(現時点では)単体販売されていないので、絶対入手しておきたいもの。限定でしか手に入らない割には、発売元から何もプレゼンがないということが信じられないが、むしろそのことが逆にこの音源の芸術性の高さを物語っている。

私はこのライブを間近で観させて頂いたので、ライブならではの凄さも肌で感じたわけだが、にもかかわらず、何度聞き返しても次から次へと新しい発見を感じる、魔宮の神殿。録音された音源のはずなのに、まるで聞いているその瞬間、即興演奏が行われているかのよう。

G.E.Pでは椎野さん以外にも3人のドラマーがところ狭しと太鼓を響かせている。

KAZUMI BANDで時空を炸裂させていたあの山木秀夫さんとShibui(*)トランぺッター近藤等則さんとのDUO、"Quiet Shout"も素晴らしかったが、パードンさんと椎野さんの演奏は、生々しさというか、生き生きした感じが凄い。

*Shibuiは英語でもShibuiらしい。

12音の世界



結局、音はたった12音しかない(※)。
その中から音をどう選び、繋いでいくか。
単純なことだが、この気づきはでかい。


※平均律で矮小解釈すれば。


2012年11月10日土曜日

ペン大第32回 1クラス化とテンション

クラスが1つになって嬉しいことが、外で待たなくていいこと。悲しいことになると予想していた混雑はさほどでもなく、初回にキーボードの心配をしていたウブな自分はとうの昔に大人になり、堂々とヘッドホンでキーボードを弾けるようになっていて、それも相変わらずのsysthstation25なので、全然OK。ただ、前からある問題として、パイプ椅子は穴が相当痛いので、次からは低反発クッション自前がマスト。それとMR-2にストラップホールがあることに今更気づいたので、首から下げて録音できる体制。

さてテンションの話は少々飽きてきたのだが、意外とサボっていたキーボードの練習にも関わらず、若干スケールを覚えていて、Cじゃなくても分数コードだと遊べるというのが分かって面白い。それをむしろ、無理矢理自由を前提にしつつも、手がかりとしてのテンプレートよろしく、ダイアトニック統合表からV7を拾ってくる必要があるのかどうかは疑問だが、少し前の同主短調の話と組み合わせれば自然な話で、テンションだけ切り離すからおかしくなるのではないかと思う。それにV7というより、自分の「自由な」感覚では、I7だろうとⅡ7だろうと、*7(m7とかmaj7じゃなくただの7)というコードは、メジャートライアド+短7度のヘテロな響き、が感性上のポイントであって、そこに増4度が入っているという見方はあまり関係ないんじゃないかと思う。それにダイアトニック統合表では*7というのはというのはV7とナチュマイのⅦ7とメロマイのⅣ7の合計5個しかないわけで、これからブルース調なんかが出てきて全部*7になれば、また違った展開になることは自明。

(4度圏表とダイアトニック統合表が確認できるサイトを発見。giuraさんありがとう!)

だいたいカリキュラムはそれを想定したかのようにそうなっているわけで、さすがだなあと思う。だからそろそろ教科書を作っても良いんじゃないかと思うが、まあまあ、自分が作るアプリに任せてくれるということだと思うので(※)、自分がちゃんとしないといけない。(※これは妄想)

こうしてみていくと、なんとなく体系が見えてくる。次はオルタードドミナント。ここまでくれば、あとはググっても同じような気もしないでもない。


時折メモしているが、最初に言われたように、弾けてなんぼ。弾けないと音楽としては理解できないというか、実践的理解に至らないというか、要するに弾けないとダメだと思う。

ただ、ピアノ(というかオルガンというか)だって原始時代からあるわけではない。これからはiPadでピアノ型じゃない演奏方法ができてもいい。もちろんピアノ型は素晴らしい発明で、それがマスト。でも体得するのは簡単じゃない。時間がかかる。だからその経過的に別なツールで代用してもいいだろう。

何れにしても、何らかの方法で弾けないとダメなのは間違いない。