2012年11月10日土曜日

ペン大第32回 1クラス化とテンション

クラスが1つになって嬉しいことが、外で待たなくていいこと。悲しいことになると予想していた混雑はさほどでもなく、初回にキーボードの心配をしていたウブな自分はとうの昔に大人になり、堂々とヘッドホンでキーボードを弾けるようになっていて、それも相変わらずのsysthstation25なので、全然OK。ただ、前からある問題として、パイプ椅子は穴が相当痛いので、次からは低反発クッション自前がマスト。それとMR-2にストラップホールがあることに今更気づいたので、首から下げて録音できる体制。

さてテンションの話は少々飽きてきたのだが、意外とサボっていたキーボードの練習にも関わらず、若干スケールを覚えていて、Cじゃなくても分数コードだと遊べるというのが分かって面白い。それをむしろ、無理矢理自由を前提にしつつも、手がかりとしてのテンプレートよろしく、ダイアトニック統合表からV7を拾ってくる必要があるのかどうかは疑問だが、少し前の同主短調の話と組み合わせれば自然な話で、テンションだけ切り離すからおかしくなるのではないかと思う。それにV7というより、自分の「自由な」感覚では、I7だろうとⅡ7だろうと、*7(m7とかmaj7じゃなくただの7)というコードは、メジャートライアド+短7度のヘテロな響き、が感性上のポイントであって、そこに増4度が入っているという見方はあまり関係ないんじゃないかと思う。それにダイアトニック統合表では*7というのはというのはV7とナチュマイのⅦ7とメロマイのⅣ7の合計5個しかないわけで、これからブルース調なんかが出てきて全部*7になれば、また違った展開になることは自明。

(4度圏表とダイアトニック統合表が確認できるサイトを発見。giuraさんありがとう!)

だいたいカリキュラムはそれを想定したかのようにそうなっているわけで、さすがだなあと思う。だからそろそろ教科書を作っても良いんじゃないかと思うが、まあまあ、自分が作るアプリに任せてくれるということだと思うので(※)、自分がちゃんとしないといけない。(※これは妄想)

こうしてみていくと、なんとなく体系が見えてくる。次はオルタードドミナント。ここまでくれば、あとはググっても同じような気もしないでもない。


時折メモしているが、最初に言われたように、弾けてなんぼ。弾けないと音楽としては理解できないというか、実践的理解に至らないというか、要するに弾けないとダメだと思う。

ただ、ピアノ(というかオルガンというか)だって原始時代からあるわけではない。これからはiPadでピアノ型じゃない演奏方法ができてもいい。もちろんピアノ型は素晴らしい発明で、それがマスト。でも体得するのは簡単じゃない。時間がかかる。だからその経過的に別なツールで代用してもいいだろう。

何れにしても、何らかの方法で弾けないとダメなのは間違いない。



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