2013年4月5日金曜日

渡辺香津美 JAZZ回帰トリオ Special Live

今日初めてサテンドールに行く。

http://www.kazumiwatanabe.net/infomation/201304.html

渡辺香津美さんと言えば、ファンのわがままとしてやはり、KAZUMI BANDの2枚のアルバム(頭狂奸児唐眼、ガネシア)が頂点であり、特にアコースティックに近づく程あまり聴かなくなるのだが、今日観に行けそうなので、(思い切るほどのことではないのに)思い切って行くことにした。

あまりにもそれはえり好み過ぎるということに気づいたのかどうかは知らないが、というよりたぶんペン大効果でもっと素直に良い音楽を味わおう、ということのような気がする。

例えば自分が18、9才の頃といえば、コンサートチケットを取るのは至難の技で、まず「ぴあ」なる雑誌を毎回購入(または立ち読み)し、お気に入りのアーティストのライブスケジュールをチェック。そこで観に行きたいライブが見つかると、まだ固定電話を持ってなったころは、10円玉を鬼のように持って公衆電話に行き、リダイアルボタンも無い中、すべて1から掛け直す式のリダイアル。それでようやくチケットが取れたと思いきや、2階席とか、東京ドームのすごい後ろとか、アーティストが見えないほどでしかないことが99%。

ところがライブハウスとなると、そもそも箱が狭いので、取れさえすれば間近で観れること間違いなし。だからよく六本木ピットインや昔のテレ朝近くの(今はもう名前が出てこない)ライブハウスとかが取れると、それはもう大興奮で観に行ったもの。

旧テレ朝近くのライブハウスに行ったときは、井野信義さんとのduoで、香津美さんは当時よくお使いだったオベーションがメインだったと思うが、もうバリバリ分からないきっとJAZZインプロでしょ?という感じで、分からないながらも只只テクに見とれるがごとく、最前列で食い入るように観ていた覚えがある。

ということで、せっかく生で香津美さんの演奏が(サテンドールという、コンサートホールや野球場に比べれば遥かに狭い箱で)観れるのだから、四の五の言ってないで観に行くでしょう普通。

脳内BGMは何故か名盤『TO CHI KA』よりタイトル曲である『TO CHI KA』。



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