2012年8月22日水曜日

噂は本当だった? Appleが篭城する日

jenkins-ciをインストールしようとしたら、こんな画面が出てびっくり。今までは管理者パスワード的なものを入力するだけだったと思うが、インストールできないってどういうこと? と思ってよ〜く読むと、何やら環境設定と書いてある。うそ〜?


ほんとだ。いつのまにか、こんなのが追加されている。Lionにはまだないので、Mountain Lionからのようだが、すでに10.8.1にアップグレードしているので、10.8からだったのか、10.8.1からなのかは分からない。

すべてのアプリケーションを許可にすると、警告が出る。

さて、もし自分がAppStore以外で配信/販売しようとした場合、インストール時にこれ(すべてのアプリケーションを許可にする)をやってもらうか、あるいは確認済みの開発元とやらになる必要がある。今のところJenkins-ciは確認済みの開発元ではないようだが、どうやったら確認済みの開発元とやらになれるのだろうか。あるいはpkgにせず、単にbandleでそれだけあれば実行できるのであればいいのかもしれないが、こうなるとそれも何時まで?という気がしないでもない。すべてのアプリケーションを許可にする設定が今まで通りなら、そうしておけば良いではないかと思われるのはもっともだ。がしかし。

Mac AppStoreは、サンドボックス条件を飲まなければ、入れてもらえないので、良いアプリでもAppStoreに入れてもらえないアプリは撤退しつつあるらしいが、そういうアプリが確認済み開発元として外部からインストールできるようになっていくのだろうか。プラグインのような決まったフォルダにコピーするだけのものはどうなるのだろうか。

現状は少なくとも、環境設定を入りにするか、コントロールを押しながらクリックするか、都度入り切りすればいいのだから、何ら問題はない。人によっては歓迎する人も少なくないのかもしれない。ただ警告されると引いてしまう。もちろんだからこその警告だろう。でも実際コントロールを押しながら開くというのは「良い感じ」だから不思議だ。

ただ、こうして事を目の当たりにすると、Appleが自分の城に自ら篭城しているように見えてしまうのは、自分の理解が足りないからだろうか。

基本的にホワイトリストという考え方には賛成だ。問題は、それが現在、Apple自身が唯一無二の認証機関だということ。悪いのか?と聞かれれば、気持ち悪いと答えよう。



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