2012年2月3日金曜日

フェイスマッシュ

3年ぐらい前、自分が行かなかった会社の旅行で、屋根のない2階建てバスの上に乗って叫んでいる奴のおばかな映像が撮られていたのだが、これを見るなり「YouTubeにアップしてチャレンジャーを募集しようぜ。」と突然思いつきで言ったのが、「ザ・対決」というジョークWebアプリで、何を対決させてもいい、とにかく対決させて勝者、チャンピオンを決めるというもの。メディアもビデオに限らず、写真でも文章でもいいし、ゲームの記録やっちょっとした日常の体験(今日自分が見た異常な/美しい/感動した光景等等)でもいい。

それに、誰にでも投票させては面白くないので、審査員を置くという格好を取ることにした。一般ユーザも投票できるが、あくまで勝敗を決めるのは審査員である。また一般ユーザは審査員をも評価できる。審査員を置くというのは、それはまあ1つのひねりであり、ジョークアプリだからこそであり、議会制民主主義という体制が、日本で今ひとつ機能していない(誰に投票しても同じ)ことへの皮肉もあったのかもしれない。まあいずれ、直接投票できたり、立法できたりする日がくるかと聞かれれば、システム的には可能だろうし、個人的には来て欲しいが、絶対無理だろうとも思う。

でまあ、結局そんな程度のジョークアプリは何百と埋まっているというか、埋められるために頭から出てくるわけで、具体的なプログラムとして1行たりとも書いてないし、誰か書けば?とは言ったが、自分で書こうとしたことは無い。

そしたら今日、フェイスブックの上場関連ニュースを辿っているうち、「フェイスブック 若き天才の野望」という絶対読む気がしなかった本が、なんと電子になっているということを知り、しかも第1章がLite版として無料ダウンロードできるということで、早速読んでみたのだが、その中で「フェイスマッシュ」という、「対決」とよく似たジョークアプリがハーバードで一瞬立ち上がったという話が書かれていた。

なんでも8時間で書いたらしい。

自分も「ザ・対決」がせめて1週間で書けるようになったら、晴れてジョークアプリ作家になれるのだが。

0 件のコメント:

コメントを投稿