2012年12月6日木曜日

相続税が70%であることの意味

AKAIのサンプラーS2000のポリ音数を調べていて、たまたまWikipediaのAKAI Professionalの欄を見ていたら、100億円の資産があったが、相続70億円を支払うために、株を売ったという話が出ていた。70%の相続税である。

相続税を取る理由やその額、割合がどうだとか言いたいわけではない。だがこう考えてみよう。自分が稼いだお金を、まあ、分かりやすく現金で貯金していったとしよう。そうしたら70%が持っていかれるのか? いやいやまてよ、何か控除とかがあるはずだ、などとググっていたら、3億以上でも50%というテーブルが出ていた。だが国税庁のサイトには載っているのかいないのか、探しても見つからない。控除など部分的な要素は書いてあるのだが。

とにかく、自分が死んだ時、調子こいて生命保険を何億も掛けていても、その何割かは『国を受取人にしている』ことになるということだ。恐ろしい。そんなこと、生命保険の説明でだれもしてくれなかったぞ。

要するに、メモしたいことは何かと言えば、一定額以上の財産は、自分のものじゃない、国の物なのだ。中国高官ならずとも、みんな出来るだけ税金の安い外国に置こうと思うのは当たり前だな。その財産はすでに所得税を支払済みなのに、実は半分自分の物じゃないなんて、どう考えたっておかしい。ぼったくりだよ。

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