2012年6月16日土曜日

ペン大 第23回

2回休みの後。今日は初めて遅刻。きっと遅れて始まるとは思っての余裕の行動だとはいえ、電車の乗り継ぎが悪かったりもして、。

さて今日は、MR−2とiPhoneの録音比較をするという仕事もあったのだが、遅れて行ったせいもあってセッティングがうまくできず、iPhoneのほうはすっかり入力レベルオーバーな上に籠りまくり、完全に対象外になってしまった。

そんな中、MR-2もセッティングが悪く、籠もり加減ではあるものの、さすがにクリアな音。籠っているのにクリアとはおかしな表現だが、音の粒がはっきりしているというか、そんな感じ。

ただスピーカーから出ている音とはいえ、序盤モノラル(右側のスピーカーからしか音が出ていない)なこともあってか、臨場感が若干薄いかな。まあそれは腕のせいが大きい。あ、途中で、今、モニタしながら聞いてると、いきなり左スピーカーが生きた途端、ちゃんと広がりが出てきた! おお〜すごい!

MR-2に(ヘッドホンを)直接差して聞くと、CD900STのほうがMarshallより聞きやすい。ここはさすがモニター用か。

とは言え、事前にテスト録音しないといけない=取った音を再生して確認=周りが割と静かな環境じゃないと無理?ということで、もしこれでライブ録らせてもらえるようなら、結構期待出来るものの、腕がついて行かず、みたいな事態になってしまうかも。

さて、自分的に曲/アーティストの分からない曲での、しかも全然入ってこないタイプの曲で、"ん〜"という感じの曲だったのだが、曲を採るのに何度も聞いてたせいか、良いんだか悪いんだか、オシャレな曲に思えるようになってきてしまった。

「嗚呼、順応性よ。」

で、まずキーがC♯マイナー。転調してるように聞こえたけど先生曰く「ワンキーですね」ということで。ただ2番?に入るとき、イントロに戻ってくるのだが、1番の終わりからイントロというつながりで聞くと、明らかに出だしキーが違うように聞こえる。実際イントロはDなので、C♯には無い。しかしこれは転調という程ではなく、これについては”後のお楽しみ”とのことで、どういうことなのかは後回しになった。

分析=耳コピーでコードとメロディを採るってこと(今のところは)

分析には、曲をどう感じたかを2小節ぐらい(曲の流れにもよるとは思うが)で区切って押さえることがまず大事らしい。実際その単位で生徒の人気を取ってみる。といっても「好いか悪いか」ではなく「好いか普通か」の二択なので、この曲に対し聞く耳持たない状態の自分には手を挙げるところがない。しかしそれも憚られたので、歌の入りだけ「好い」に手を挙げた。

なぜ好いとしたかといえば、2拍休みから入って、歌がちょっと遅れ加減で入ってくる感じが、いいんじゃない?と思ったので。それに、この歌の遅れ加減っていうのは、3拍目Eに対してD♯→E(タラッという感じ)で葉一っている(D♯はパッセージ)ので、さらに重心が後よりになって、ちょっと小洒落た感がするのだ。

実はそれより、最初に書いた曲がもう一度イントロに戻ってくるところ、ここがまあまあいい感じ聞こえる。転調してると思える程のズレ感がいい。だから、繰り返し聞くとちょっと効いてくる、そういう作りなのかもしれない。だがアンケートはこの前で終わってしまったので、残念ながら挙手出来なかった。

(追記6/18)今日になってもう一度音を取って確認してみる。ベースはD→Eって行くのは良いんだけど、上のシンセはC♯→B。ベース主体で見ると、D(△7)→たぶんE(7)だからそこを見るとキーはF♯mな感じだけど、単にベースがD→Eなだけか。それと歌に入る直前のBが長く後ろにEっぽいのが被っているのでメジャーっぽくなっている。イントロのシンセの単音:C♯、D、Bは、C♯mスケールにもF♯mスケールにも入っている。

最後にメロディを取って、みんなの支持が高かったところが9thだということが分かってヤバいという話に(追記:後で確認すると、最後に質問が上がってここも9thだと言っていたところは11thというかF♯。この適当さが好い)。

でも自分にはテンションというよりパッセージ的な感じ。ただそれがテンションの1つの役割だよということならいいのかな。まだテンションは習ってないで、テンションの話が出たときに覚えていたら聞いてみよう。


ということで、「”転調の意味がよく分かってない”ということが分かった」回だったが、ん〜イントロ、特に2回目はやはり転調でいいのでは?とオレ解釈しておく。


それにしてもMR-2、いまずっと講義を聞きながら書いているけど、音良いわやっぱり。疲れない。やっぱり粒がいいって感じ。それ以上うまく説明というか表現出来ないけど。これで籠もりが取れたら完璧だよね。さーてどーすっかなー。というかどうしたら良いの?

それと全編通してコードを採りながら実際弾いてみましょうとなったのだが、トライアドってこともあり、C♯mのスケールが何となく分かるので恐怖感もなく、実際トライアドを拾うまで時間かかったものの、最終的には全体的に弾けたというのも意外な事実。自分で自分に驚いた。でも高校生のとき、いきなりブラスバンドで弦バスを弾かされたときも、個人練習では全然だめだったけど、無理矢理一緒に音合わせすると、だんだん弾けるようになったもの。大勢で弾くというのは何か効果がある。

さて、今日の朝、犬と散歩していると、何気なく授業のことが思い起こされてきて、 ビフォーアフター、ペン大以前以後で比べると、いや、憂鬱と官能を教えた学校TVの前後、つまり菊地成孔さんを知る前後で、物事は大きく変わっているという、そういうことの認識をまた新たにした。

そういう話をすると、パードン木村*椎野恭一のスーペリアルライブが観れたという素晴らしいこともあるし、おおそうだっった、ラリーグラハム師のステージのその師の5mm隣に立って間近にあのスラッピングを観ながら踊ったという奇跡もあったね。

(2012/7/4追記)(2012/7/15バックコードをバックトラックに修正)
実際にmemoしたのはもっと前だが、歌が入ってくるところ、バックコード(という言い方が正しいかどうかは分からない)トラックはC♯m→Bの繰り返しで完全にマイナー基調だが、歌は・・D♯E-,B,B,C♯-G♯A-(・・シドッソッソッラーミソー)で完全にメジャー基調。ところが続くC♯C♯C♯D♯-C♯-A-AC♯AはC♯mっぽい。この辺が先生曰く『マイナーかしら?』というメジャーかマイナーかはっきりしないところだと思う。その後、コーラス部分(Bパート)のBAG♯F♯もEメジャーっぽく聞こえる。で、イントロが、よく見る(聴く)と、DC♯C♯.C♯.C♯.C♯.C♯- .. ABDC♯、ベースがD,..E,..なので、やはりF♯m、なのではないかと。そこから歌がEメジャーかC♯mか微妙(歌メロはE、バックコードトラックはC♯)。それとコーラス部分もEメジャーのようで、音自体はE♯mスケールと被っている部分だけを使っているのもわざとなのかどうなのか。E♯m(A)とC♯m(E)は4度違いなのでE♯mのファ(ドから読めばラ)が半音低いだけ(4度違いはCメジャーとFメジャーを比べると分かりやすい)。で歌に入る直前のバックコードがB、これがまた曲者で、Eメジャーというかメジャー感を強調している。

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