2013年12月23日月曜日

World War Z

 

しょうもない映画。

brad pitt といえば、ルイ。誰が何と言おうと、確かに彼はルイを映し出していた。こんなしょうもない映画にどうして出たのかは知らないが、戦闘機購入資金を捻出するためではないだろうか。


ここから完全なネタバレ。

まず、ゾンビ映画に共通して言えることだが、彼らの飲まず食わずのエネルギー源。あれは何なのか? zに至っては、とても人間業とは思えないほど、超高速で長距離を駆け巡る。しかもそこら中に散乱する障害という障害を屁とも思わないのだから大した病気だ。共食いもしない。そしてなんと、不治の病を持っている人間を瞬時に見抜くという謎の力を持っているのだ! をいをい。。

突拍子もない設定が悪いわけではない。あまりにもくだらないのが問題なのだ。偽装というアイディアは良い線を行っているのだが、展開力が全くないので、完全に持て余してしまっている。数万通の応募の中から、年の割に想像力に富んだ小学生のアイディアを選んだ感じ。

それに映画の中の世界の様子が全く描けていないから、カナダの難民キャンプがいいんだか悪いんだか分からないし(説明もない)、突然飛行機のトイレ?からゾンビが出てきたりするトンデモ設定。

そしてその飛行機が墜落すると、そこが何処かも絶対分からないはずなのに、腹にぶっとい剣のような金属が突き刺さったまま、延々歩いて、いとも簡単に目的地のWHO施設に辿り着くなんざ、ダイハードでも許されない不死身さと、何か俺今ウトウトしてたっけ?という突拍子もない展開。

をいをい嘘だろう?という心配をよそに、100はあろうかという病原菌サンプルを、一発で見事に打ち当ててしまうのも、まるで6歳の子供が書いたシナリオそのままといった感じ。




iTunes (HD) : 500円
評価:100円(1週間レンタル)



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